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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

猿石

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自分の目で確認したいものがあった。
奈良県明日香村にある「猿石」。
吉備姫王墓内にある奇石であり、その4体には女、山王権現、法師、男と愛称が付けられている。
この石が僕の思っている世界とどのような繋がりがあるのか?はたまた、全く繋がりが無いのか?それは自身で四方八方から検証するのが一番だ。
柵の向こうにぽつりと置かれる4体。その中で特に目を引いたのが山王権現。
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立膝を付き、性器をあらわにした石像だ。前、横、そして木々の向こうから背後を見る。猿石は背中にも顔があることで知られ、権現の背後には鬼のような顔が彫られている。
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ハッキリと答えが出た。やはり百聞は一見に如かず。どれだけテレビで見ようと、写真を眺めようと目の前に立てば、石仏自身が囁いてくる。
その後、蘇我馬子の玄室のある明日香の石舞台へ。
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オフシーズンなのか、誰もいない。
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そこで見た復元図に、僕は衝撃を受けることになる。ピラミッド型の墓は、まさにメキシコのテオテワカンそっくり。
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そして見たかった酒船石は、ペルーのケンコー遺跡に酷似していた。
敬愛する阪根博が、以前こう言っていた。
「俺はペルーの考古学を今までひたすら調べてきた。最初は他の文化との差ばかりに目を奪われて、いかにインカが凄いんだ!といきがっていた。でも最近思うんだよ。どうして世界中の遺跡は、世界中の人は、ほぼ同時期に同じ思想を持ち、同じ遺跡を作っていったんだろうって」
とどのつまりは、この世はフラクタル構造で、合わせ鏡の世界。だからこそ、一人一人の命は、すべての生命の母体へ集約され、その最たるが宇宙となっていく。僕たちの中に宇宙があり、宇宙の中に僕がいる。それであれば、地球の中が、世界の中が、似ていても何も不思議じゃない。
他との差をひたすら極める道、他と同じことを極める道。きっとたどり着く先は一緒。であれば、僕は世界を歩き、地球を旅し、宇宙を見てまわりたい。そして同じことにワクワク・ドキドキしたいと思う。
明日香村は日本の魂のような地。今度は数日かけてゆっくりまわりたい。
       ノムラテツヤ拝
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