日本一の桜場2018-05-02 Wed 17:35
![]() 桜と言えば、日本中で何処を思い浮かべるだろう? 山桜の吉野(奈良)、枝垂れの三春(福島)、日本最古は神代桜(山梨)、二番目は薄墨桜(岐阜)、または京都や富士吉田だろうか。 いや、違う。僕にとってのナンバーワンは青森の弘前だ。 桜の密集度と規模、手をかける手間と予算、散り際の桜吹雪と花筏、どれをとっても一級品だった。 去年初めて訪れた弘前城の桜場。見たこともない風景に圧倒され、シャッターを押すのがやっとだった。 帰ってきてから写真整理をするにつれ、あーすれば、こーすればと後悔ばかり。今年はそのリベンジでもある。 桜の満開情報が出ると同時に、僕は羽田から青森へ飛んだ。 見事に咲いた満開の弘前城、その外堀を歩くと、ひとつのイメージが降りてきた。 太陽、桜、花筏。それらを一枚に封じ込められないだろうか? 陽光の位置を確かめ、最もバランスの良さそうな時間は午後2時以降。斜光が入り、奥の桜が浮かび上がる。そして、風によって花筏が密集した。 午後3時10分、風景は三位一体となり、すべてが出揃う。日本一の桜場で、最初の一枚を押し込んだ。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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