奇跡の夜2018-06-25 Mon 16:49
![]() ピークへ登りきると、シロクマは視界から消えた。 もうこれで終わりかな?と思っていると、船長が気を聞かせて、後ろの湾へ回り込んでくれるという。 エンジン音が響き、シロクマを追った。 大きく弧を描いて進んでいくと、さっきの山の背後に、雪面を歩く姿が見えてきた。 それに合わせて、船を並走させる。 その時だ。 シロクマが突然斜面で仰向けになり、そのまま滑り始めた。 ![]() そして20mほど下ると、体を反転させて、今度はヘッドスライディングの姿。 ![]() まるで空飛ぶスーパーマンだ。 ![]() シロクマ研究者のPJも、目を疑った。 体が暑くなり過ぎたための、クールダウンなのか? それとも単に遊びだったのか? 現在も、シロクマの行動は、謎が多いと教えてくれた。 シロクマはただ可愛いだけじゃない。沢山のネタと技を持っていた。 素晴らしい夜。 白夜の斜光線が雪面を照らし、彼らの影が大きく浮かび上がった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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