三徳山2009-11-24 Tue 06:20
![]() 鳥取に心惹かれる場所があった。 平安時代から山岳仏教の霊場として崇められてきた三徳山だ。 講演が終わってから、この三徳山の麓で、精進料理を頂いていたときのこと。 「てっちゃん、やっぱり登りたいでしょ?」 主催の大木さんの旦那さん、雅之さんが僕の目をじっと見た。 実を言うと、この三徳山には国宝の投入堂(なげいれどう)なるものがあり、そこまでは急峻な山道を登山しなくてはいけないのだ。 山の入口で、単独登山は禁止と言われ、雅之さんも登ると言ってくれたけれど、靴底はしっかりしていないので、わらじに履き替えてもらわないといけないとのこと。 そこまでして、僕に付き合ってもらわなくても・・・・と、僕は諦めかけていた。 「ね、せっかくここまで来たんだし、登ろうよ、てっちゃん」 「そこまで言ってもらえるなら、ぜひ、登りたいなぁ〜」 この登山には年齢制限があり、幼児は不可。小学一年生から許されている。 長男のりゅうくんは三年生、次男のれんくんは一年生、三男のかいくんは幼稚園児だった。 「父ちゃんと一緒にいくか?」 力強い一言で、りゅうくんとれんくんが一緒に行くことになった。 三徳山の開山は706年にさかのぼる。 役の行者が3枚の蓮の花びらを散らし「佛教に縁のあるところに落ちるように」と祈ったところ1枚が伯耆の三徳山に落ち、この地を修行道の行場として開いたと言われている。 登山口でも靴のチェックから始まる。 自分のは登山靴なのでOK。りゅうくんとれんくんもOKが出たけれど、やっぱり雅之さんのは×。 草履を借りることになった。有料500円なり。 ![]() 「さっみぃ〜」と顔をしかめながら、結ぶ雅之さん。本当にユーモアがあって、素敵なお父さん。大好きだ。 ![]() さぁ〜、登山前にみんなでパチリ。 意気揚揚と出発しようとすると、登山口のスタッフから一言。 「先週の火曜日、かずら坂で事故が起こり、その人は背骨を損傷しました。気を付けて行ってらして下さい」。 何て不安をあおるような言葉。子供たちは静かになってしまう。 「大丈夫、大丈夫。お父さんも僕もいるから、ゆっくり行こう」 子供の前で言わなければ良いのに。 ![]() でも、それだけ急峻な山道なんだろう。 日本らしくない、自己責任の山旅が、始まった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! |
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