利苑2018-07-24 Tue 17:09
![]() 香港駐在の友人、タイチくんの案内で、夜はミシュラン一つ星店「利苑」へ。 「ここのスープと北京ダックは香港一です」 それは、つまり世界一ということじゃ・・・ 今から30年前、食在広州(食は広州に在り)とうたわれたが、中国の圧政から逃げるように、世界最高の料理人たちは南部の香港を目指した。それから、ここ香港が中国最強のグルメ都市になったと、幾人の友人から聞いた。 席に座ると、付きだしと共に極上のピータンが。 ![]() それに合わせるように青島ビールを注文。10分ほどすると、キラキラ光る琥珀色のスープが登場。一口啜ると、丁寧に鳥からとった上湯スープに、厚みのある別の味が重なる。 ![]() もういちど啜る。これは間違いなく、鮑のような貝を入れているのだろうな。 「野村さん、こういう薄味のスープお好きでしたよね?」 嬉しいなぁ、味覚の合う友がいるというのは。 そして、メインの北京ダックが運ばれてきた。 ![]() 皮を食べた瞬間、今まで一番だと思っていた北京、広州、ペルーの店が遠くに霞んだ。ダックそのものの味が滋味深く、噛めば噛むほど、唾液がアヒル化していくのだ。 ![]() そして、ダックの肉も勿論レタスで巻いてパクリ。くぅ~、さすが香港、間違いなく美味しいわ。 ![]() 「2次会、3次会に行きましょう」と誘われ、九龍からフェリーで香港島へ。100万ドルの夜景と言われるだけあり、建造物もネオンの色も攻めていた。 ![]() 世界一長いエスカレーターで町を上がっていくと、若者たちが狂ったように踊り、歌い、呑んでいた。 香港、熱いわ。 四方八方からロックやパンクの爆音がはじけ、まるで龍が巻き付くように、街を覆っていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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