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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ピノノワール

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大好きな男性社長2名を大人の遠足へ連れ出した。
Aさんを富士で、もう一人のKさんを塩山駅で迎えた。
行き先は、キスヴィンワイナリー。
そう、以前に書かせてもらった、天才醸造家のまゆちゃんが指揮を執るワイナリーだ。
http://fieldvill.blog115.fc2.com/blog-date-20180516.html
まず連れていってもらったのが秘蔵の蔵。そこで、どんなオーク樽を使うのか?ワインをわざと垂らす技などを教えてもらい、皆でふむふむと頷く。
キスヴィンを一躍世界に知らしめた「ピノノワール」樽から、匂いを体験。華やかなピノノワールではなく、ブドウの甘みを纏った香り。
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「ここから更に発酵させることで、あのピノが出来上がります。私たちプロは、この香りの状態で、今年は最高に良いものが出来上がることが分かります」
いいねぇ、相変わらず強気のまゆちゃん。
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ワインでもっとも大切とされるテロワール(土地)。でも彼女は言う。
「どれだけ優れたテロワールも、人の手が、努力と改善という手が入れられて、今がある。だから私がいる限り、このテロワールが世界一になることも十分に可能です」
蔵を見せてもらった後は、畑に。
実はキスヴィンワインは、天才がもうひとりいる。
ブドウ農家3代目、社長の荻原康弘さん。彼が、ナパで働いていたまゆちゃんを口説き落とし、今があるのだ。
畑を一目見て驚いた。ブドウの下にはオオバコなどの草が生えている。
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「日本の湿度の高い大地を、草によってコントロールしている」
まゆちゃんの話を、A社長は感心しながら、K社長は涙ぐんでいる。
僕は、前に話を聞いて、見たかったものがあった。
「てつやさん、ピノノワールの畑って見たことありますか?」
「あるけれど、畑しかない」
「ブドウの中で最も美しいのがピノなんです」
収穫前のピノノワールは、まるで宝石だった。
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深みのあるディープパープル。それらをひとつひとつ観察していると、なんだか変な気分になってくる。まるで女性のヌードを見て、なまめかしい気分になるような。
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そう、エロイのだ。
ブドウの容姿なのか、色なのか、香りなのか・・・
それをまゆちゃんに伝えると、さすがの一言。
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「手塩にかけて作っているものが、エロくなかったら面白くないでしょ!」
ごもっとも。
そうか、これが世界一のピノノワールなのかと感動させてもらった。
足元を見ると、落ちてしまったピノが。やがて土に還っていくその朽ち方までもが美しかった。
            ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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