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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

竹富島

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石垣空港から離島ターミナルへ。
高速艇に20分揺られると、竹富島に到着だ。
港から皆で歩き、フクギのトンネルを抜けて村の中へ。
「喜宝院蒐集館」。
ここに長年ひろちゃんが見たいものがあった。
ペルーのインカ帝国全土を張り巡らすように存在したキープという縄文字。結び目を10進法で表し、その時代の人口や税金、身分などを表した。それと似ているものが、竹富島で見ることが出来るのだ。蒐集館を入って、すぐ右側にそれらは飾られている。
「藁算」、わらざんと読む。
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古代より文字は高位の人しか読み書きが出来なかった、というか支配するために教育しなかったが、八重山文化の百姓達には藁で編む技法を教えた。
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この家族は何人家族なのか、税金はいくら払ったのか、ツケはいくらあるのかなどを結び目や織りなどで記させたのだ。
ひろちゃんは、じっくりと見入ってから、皆にそれらを教えた。
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ペルーのキープと藁算。僕にとってこれは似ているが非なるものと思っている。
キープはキープマヨックと呼ばれるキープを読み書きする職業もあったと言われ、高位の人たちによって使われた秘儀。だからこそ、無限に思える結び目から、多様性を作り上げた。
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「インカはもし言葉が必要なかったとしたら。10進法の0,1だけの世界だったとしたら? 世界で最も早くアナログを飛ばしてデジタル化した文化なのかもしれない」。
これはひろちゃんが15年前からずっと言い続けていることで、自著にも何度か書かせてもらった。キープだけでなく、インカがデジタル文化を採用した痕跡はまだまだあるが、ここには記さない。
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一通り見学してから西の浜へ。
「てっちゃん、昨日海でアースしたって言っていたよね?」
「はい、海に入れば、誰でも元の氣に戻っていきますから」
「なら、海の中で太極拳をしたらどうだろう?」
こんな柔らかな発想が出来るからこそ、生徒さんが何処までも付いてこられるんだろうな。海中太極拳を、海面から、空からと撮影させてもらう。
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「てっちゃん、こりゃぁ、凄いわ。皆も一緒にやるよー!」
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きゃーきゃー言いながら、一同参加する。
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こりゃぁ、みんな元気になるわな。
太極拳は勿論、これだけ笑えれば、氣が巡るに決まっているもの。
石垣島へ帰港すると、具志堅さんの銅像の前で、ひろちゃんは腹を出してガッツポーズ。長年の夢が叶った瞬間だった。
              ノムラテツヤ拝
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