七色の教会2018-12-27 Thu 15:28
![]() 堂崎天主堂の後は、貝津教会へ。 福江から最も遠い場所にあるので、観光客はほぼ訪れないが、この教会は五島列島で随一の美しさを誇るという。 ![]() 潜伏キリシタンたちの十字が立てられる墓地を横に、室内へ入ると、まばゆい光が差し込んでいた。 ![]() 赤、黄、橙、青、赤茶、山吹、そして水色で作られた七色のステンドグラス。 ![]() 椅子に腰かけ、その光を全身で浴びてみる。 七色に込められた思い。それはきっと個性。生けとし生きるものはすべて色を持っている。それらが出会うことで、重なることで、色は少しずつ混ざり、さらに独自の色を放つようになる。輝く色、鈍い色、それらがどんな色になろうとも、それがベスト。容姿も、性格も、信仰も、みな同じこと。 「生まれてきたあなたが、まるごと素晴らしい」のだとステンドガラスは語っていた。 静かに、そして雄弁に。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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