モアイの島2019-06-18 Tue 17:09
地球創生のような朝日を見てから、皆でモアイのお勉強。 そもそも、モアイとはどんな意味なのか? その答えは「イースター島を行く(中公新書)」や「イースター島~ちいさくて大きな島(福音館書店)」にも書いたが、「顔」の意味。諸説語源はあるものの、島民たちは「モアイ=俺たちの先祖の顔」と口を揃えた。 年代測定法・炭素14で調査した結果、島で最も古い儀式村は、ハンガロア村にほど近いタハイ。そこにはアフバイウリ(5体)、アフタハイ(1体)、アフコテリク(1体)の7体が建ち、前期、中期、後期もモアイの成り立ちを見比べることが出来る。中でも後期のアフコテリクは、フランスのパリマッチ社の支援を受けて、瞳が入れられた唯一のモアイでもある。その天空を見上げる目こそが、この島の別名・マタキテランギ(天を見つめる眼)の語源となっている。 次は僕が愛する、独眼竜のモアイ「アフ・フリアウレンガ」。草原に佇む姿は郷愁を呼び起こし、胸の奥がギュッと掴まれる。 そして冬の王を意味する「アフ・トンガリキ」。日本のクレーン会社「タダノ」が重機を持ち込み、この15体を台座の上に復元したのは、あまりにも有名な話だ。 だからかな、昔からこの島は親日家が多いのは。 「何処から来た?」 「日本からだよ」 「そうか、日本は我らの仲間だ。島を楽しんでいけ!」 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます! |
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