大樹のこころ2019-06-21 Fri 06:54
![]() 魅力的な対象が現れたとき、僕は出来る限り多くの角度から見るようにする。一つの方向だけから分かったと思うことに、危うさと脆さを感じてしまうから。 洞窟の中のアボカドは、光へ向かって枝葉を伸ばしていたが、今度は地上からその姿を観察する。 ぽっかりと口を開けた大地から、まるでアフロヘアーの大樹が陽光を燦々と受けて立っていた。 ![]() 闇の世界から光の世界へ。その枝先には、テカテカとしたアボカドが実っていた。 ![]() 中南米原産のアボカドが、海を渡って絶海の孤島まで旅する。それらの実(種子)の一つが、この洞窟内へ落下し、根付き、成長する。生きるとは、なんという奇跡の積み重ねなのだろう。 大地に根付く植物も、人間を含めた全ての動物も一緒。僕たちは、奇跡のバランスの中で、地球に生かされている。ガイア(地球)という意思によって、僕たちは体の外側と内側で呼応し、今を立たせてもらっている。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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