マルタハニー2019-07-12 Fri 09:13
![]() トルコから初めての国へ飛んだ。 「193カ国にすべて足を踏み入れる」。この夢を叶えようと思わなければ、きっと訪れることの無かった国。恥ずかしいことに2年前までは、イタリア領土だと思っていた。 「マルタ共和国」。 134カ国目は、イタリア南部シチリア沖に位置する島だ。 飛行機が最終着陸態勢に入ると、眼下に生成色の街並みが見えてきた。 町の中心にはモスクや大聖堂が建ち、人種も宗教も坩堝。ここがアフリカとヨーロッパの十字路になっているのが、手にとるように分かった。 空港からレンタカーで走ると、路上駐車の嵐。ここに住んでいる人は皆、縦列駐車のプロフェッショナル。前の車まで数センチしかないところでもいとも簡単に入れてしまう。 ![]() 首都バレッタの旧市街には、対岸のスリーマから船で渡る。潮風が頬を冷やし、乾燥した空気が体を巻いた。 ![]() 「マルタハニー」。 この町の色彩は、大昔からそう呼ばれてきた。はちみつ色の要塞都市は、僕を中世へとタイムスリップさせるのに十分だった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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