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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

邂逅の旅

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衝撃的だった。
ハイダグアイの旅の最終地はクーナ。ここもハイダ族が住んでいた聖地だが、星野さんが亡くなってからも一日、一日、大自然は彼らの祈りと想いを呑み込んでいた。
森に倒れたシダーウッドのトーテムポールに幸運なスプルース(トウヒ)の種子が落ち、まるで根を抱くようにして天へ伸びていた。背後には今にも倒れそうな風食された3本のトーテムポール。今、この瞬間だけを見つめると、風景は止まっているように見えるが、自然は決して留まることがない。少しずつ母胎から養分を吸い、やがてそれを糧に巨木へと成長していくのだ。僕はこの愛の風景を前に、ぼんやりと座り込んでしまった。
すべての生命は流転し、果てのない旅の途上にいる。だからこそ、この地球で生かさせてもらっている間だけは、人生を妥協せず、体と心と魂を大切にして燃焼させ続けないと。
星野さんの亡くなった年齢(43歳)を越えたら、真っ先に憧れのハイダグアイに行く。それは正に愛する師との邂逅の旅だった。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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