溶岩の道2019-12-02 Mon 13:11
![]() 2018年、ハワイ島パホア村の住宅地から、大地が割れてマグマが噴出した。 それらはすべてを焼き尽くし、海まで一本の溶岩道を作り出す。 「野村くん、見に行こうよ!」 しげるっちの誘いで、跡地を見に行くと、押し出された溶岩の奥に白骨化した白樺の木が横たわっていた。生きるものと死するもの、ほんの僅かに溶岩の流れが反れたら死ななかった木々たち、それらを間近で見て、僕は自分の考えが間違っていることに気付かされた。 溶岩は新たな大地を作り、島を大きくする子供たち。それらが通ることは、木々を殺すのではなく、新たな命となって共に進んでいくことなのだ。生と死なんて、地球の営みでは、大した問題じゃないのかもしれない。皆でひとつの命を生き、また命を結んでいくだけなのだから。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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