牡蠣釜飯2019-12-15 Sun 19:39
![]() 1泊4日。 誕生日旅は怒涛のように流れ、帰国便は韓国の仁川空港経由で。韓国料理をこよなく愛する僕としては、やはり妥協は出来ぬ。仁川空港から無料のリニア電車に乗って龍遊へ。向かう先は、秘蔵っ子から教えてもらった釜飯の名店(コンハンマウル)だ。 オモニ(母)の家のような店内に座ると、すぐさま韓国料理の至宝、キムチやナムルなどの前菜が。本場はやっぱり素敵。キムチから発酵による腐臭がしたり、ほうれん草のシャキシャキ・ナムルだったり。辛味と酸味と旨みが混然一体となり、体自体が喜んでいるのが分かる。 ![]() そもそも、唐辛子の原産地はペルーのインカ帝国。スペイン軍がインカ帝国を叩いたのが1532年。その戦利品として得た唐辛子をヨーロッパからシルクロードを通ってアジアに伝播したのが、約500年前のこと。中国も、タイも、日本も、唐辛子料理を発達させたが、やはり韓国の気候と根気が唐辛子料理を花開かせた。よくぞ、たった400年間で、ここまで昇華させてくれたことに、感謝しかない。本場のマッコリを呑みながら、そんなことを考えていると、待っていました、名物の牡蠣釜飯が。そう、ただの釜飯ではなく、その上に極上の新鮮な牡蠣が敷き詰められているのだ。下には赤飯のような豆おこわが。 ![]() 一口食べると、上品な牡蠣の甘みと海水の味が口内で交じり合う。ご飯を混ぜると、一粒一粒に、牡蠣の旨み汁が、滲みていく。反則だ。それらにさっきの前菜を入れて、自分好みのビビンバに。ラストはオコゲに湯を注ぎお茶漬けに。 うわぁ、いいわ。韓国料理が旅のラストを飾った。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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