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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

トルコへ

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イスタンブール空港のコンセプトは森の中の宮殿。イスラム建築らしい、ずば抜けたデザインの力に、うっとりと魅了される。空港に設置されたWELDERの時計だってすごい。なんとSINCE2075、完全なる未来時計だ。
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VIPラウンジでは世界三大料理のトルコらしい豪華な朝食が。深みのある白湯スープにケバブ系がずらりと並んだ。
さぁ、今日からまた新しい旅の始まりだ。成田からイスタンブールまで12時間、そこから向かう先はシャンルウルファまであと1時間20分。子供の笑顔の撮影のため、28歳の時に初めて訪れた思い出深き場所だ。シリアに近いだけあって、イスラム色がとても濃かった覚えがある。
あれから16年後の2019年、今年も1月からずっと突っ走ってきた。気づけばもう師走だが、今年初めて訪れた国の総数はゼロ。年齢が上がってくると、仕事に少しずつ責任も生まれるから、バランスをとるのが難しくなってくる。でも、それこそが最も大切な人生の岐路。自分はなんのために生き、何をしたいのか?
僕は50歳までに世界193カ国(国連加盟国)すべてに足を踏み入れ、100歳の誕生日に「地球、最高に楽しかった!有難う」と言って死んでいきたい。死ぬまで地球を遊び切りたい。
だから、そのための時間は、何としても作り出して死守する。まだ足を踏み入れてない中欧8カ国を巡り、年末にかけて更に4カ国、150カ国にリーチをかけたい。
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目標にしてきた数字が三つある。120カ国、150カ国、そして193カ国だ。第二の砦の高みからは、一体どんな風景が広がっているのだろう。ひとつの光景から、どれだけ深く風景を掘り下げていけるだろう? 僕はそれを自分の目で確かめ、五感を通して、全身で地球を測りたい。
雲海に朝日が差し込む頃、飛行機は最終着陸態勢に入った。まずは、旅のメインディッシュのひとつ、トルコの至宝、シャンルウルファへ降り立つ。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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