偉大なる山2020-01-28 Tue 12:08
![]() 初夜のオーロラは、見えてはいるけれど、動きが少なかった。 我らの隊は時差ボケも何のその、午前3時半までワイワイ呑んで就寝。翌朝目覚めると、窓の向こうにデナリ山(マッキンリー山)の雄姿が見えた。 ![]() 北米最高峰であり、敬愛する植村直巳が眠る聖山。そう、僕はこの見晴らしの良い天国のような宿と出逢った22歳から、オーロラツアーを始めたのだ。あの頃と支配人は変わったけれど、相変わらずCozyな感じで、居心地が良い。 「おはようございま~す!」 皆はパンケーキやオムレツ、ベーコンなどを楽しそうに食べていた。 「てっちゃん、デナリ山って標高何メートル?」 「6190mなので、富士山の約2倍。意味は先住民の言葉で偉大なるものです」 「わぁ、なんか大きな塊みたいですものね」 外へ出ると、小さな小鳥が手すりに置いてある凍ったパンケーキを必死に食べている。気温は-25℃。よくもこんな小さな体で、アラスカの冬を越せるものだ。 ![]() 数えてみると、オーロラツアーも今年で13回目。オーロラ姫(暁の女神)、今回も皆を喜ばせてあげて下さいね。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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