航空業界2020-05-12 Tue 08:05
![]() 恐れていたことが、遂に起きてしまった。 中南米2位の飛行機会社アビアンカ航空が、一昨日、民事再生法を申請した。実質の破産だ。我がスターアライアンスの一員が欠ける事態が、ドミノ倒しになっていかないことを願う。 少し前に、ドイツ・ルフトハンザ航空のニュースが世界を駆け巡り、ヒヤッとさせられたが、まだその結果は出ていない。これから世界の航空業界が、間違いなく激変していく。資本金や内部留保金が潤沢な大手ですら厳しいのだから、LCCはさらに厳しい状態に追い込まれていく。各国がロックダウンを段階的に緩めているが、国内線を使う人も少なく、国際線ともなれば、ほぼ壊滅的だ。物流の貨物便に振り替えても、旅客との利益率が違うため、長引けば、長引くほど、死活問題になっていく。 我が日本はANAとJALの2強だが、このまま終息が遅れれば、経営は立ち行かなくなり、国から援助を受け続けることで、国営化されることもあり得る。そうなると・・・、あぁ、考えただけでも恐ろしい。 昨日の都内感染者数は15名。PCR検査が不足しているので、はっきりとは言えないが、少なくとも自粛の効果は出ているのだろう。さぁ、ここからが本番だ。政府や首長がエンジンのオンとオフを繰り返し、ハンドルを右へ左へとバランス良くきっていかねばならない。 この2か月でリモートやオンラインの世界が一気に進み、学校の授業もオンラインが始まった。僕たちは決して引き返すことは出来ない時間軸で生きている。だからこそ、今起こっていることを冷静に俯瞰し、これからどのように生きていくかを自問自答する。そして新たなことに挑戦していくべき時なのだろう。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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