身近な幸せ2010-02-07 Sun 06:00
![]() 「てつや、身近で宝物を見つけられなければ、どれだけ外へ出たところで意味が無いんだよ」 高校生のとき、うちのおとうが語った僕にとって大切な言葉だ。 「ディスカバーするのは、日本でもなく、岐阜でもなく、御近所なんだ」 『御近所に宝物を見つけられる人は、世界中どこへ行っても幸せになれる』 おとうは、そう言いたかったのだろう。 パタゴニアから帰国して、富士に移り住むようになって、改めてその言葉を反芻している。 凛とした空気感に、聖なる富士山、そこに息づく野生動物。美しい水に森の抱かれるような奥深いエネルギー。 富士には沢山の宝物があった。 朝、起きて散歩すれば、葉っぱに霜が降り、それは完璧な調和の中で生きていた。 このまま何処かへ飛び立ってしまいそうな冬の羽根。マクロでみると、それは別次元からやってきた生命にさえ見える。 ![]() 冬の寒さの中、春の足音も聞く。木々の芽からつぼみがぷっくりと育つさまは、何とも力強い。 ![]() 大雪が降れば、大地がまるで洗浄されるように、無垢な姿に生まれ変わる。 ![]() その中に生まれる美。 僕は、それを生涯探し続けていきたい。 ![]() 夕方から吹雪になってきた。明日の朝は、どんな姿で出迎えてくれるのだろう? ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
コメント
野村哲也さんはすごいですね!
ありがとうございますね 私は初めてこんなきれいなものを見ました。
ブランドコピーさまへ
こちらこそ、見て頂き、有難うございます。 これからもどうぞ宜しくお願い致します。 野村哲也拝 2010-02-15 Mon 14:20 | URL | Tetsuya nomura [ 編集 ]
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