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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

アンダーグラウンド

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世界各国に情報は張り巡らせているが、今日の一撃は驚いたなぁ。
まずはペルーアマゾンの町イキトスから。保健相の発表だったが、アマゾン地帯の人たちに抗体検査をしたところ、結果71%の人が抗体を持っていた。つまり、このアマゾン地帯はもう集団免疫を獲得しているということ。僕たちは、ひょっとして、何か見間違えているのかもしれない。
台湾は優秀で、ブラジルは失敗。今という瞬間だけを切り取れば、確かにそうかもしれない。でももっと長いスパンで眺めた場合、ちょっと違ってくる。
様々な国が少しずつ経済を回し始めているが、またロックダウン(戒厳令)へ戻る国もある。どうしてこのような事が起こるかは、やがて出来るワクチンをうつことで、コロナ禍が終息するという前提に立っているから。でも、もしインフルエンザのように、ワクチンそのもので完治出来なければどうなるだろう? その時は集団免疫が出来上がった国から、完治していくのだ。つまり、今悲惨だと思える国が、ある日突然、コロナ禍の先頭に立っている可能性だってあるのだ。
ついさっき、最も感染者が多いアメリカと世界第6位のペルーが、アンダーグラウンドで手を結んでいるという情報が飛び込んできた。まだ最終決定ではないが、ユナイテッド航空は、8月7日からリマ~ヒューストン便を飛ばすことを決めて動き始めている。あと3週間後に、互いの国境を開けて飛ばすのだ。
それに対して我がジャパンはどうだろう? まったくと言ってニュースに扱われないので、以下に記す。
「Go to travel」という文法上間違っている(正しくはGo on a trip)政策に右往左往しているように見せかけて、実は国境を多くの国に開いている。もし確認したければ、外務省のホームページへどうぞ。アジア、オセアニア、ヨーロッパ、仕事でなくても、もう気合いさえあれば、誰もが外へ出られるのだ。8月からはみんなの大好きなハワイも解禁。事前PCRが必要と言われるが、これも唾液PCRでOKになるだろう。市や県、日本国内も勿論大切。でも僕らは、世界の中の一部として生きているのだ。だから国内、国外の情報を取捨選択しながら、その両輪を使って走って行かねばならない。
世界はある方向へ向かって、もう進み始めている。その動きを止めることは、もはや誰にも出来ない。
僕らが出来ること、それは「自分は一体どうしたいのか?」を日々自問自答し、考え抜き、行動に移すしかないのだ。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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