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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

神石

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神が落とした一粒の涙。山頂に立つのが、そんな雫型の御神石だ。
一礼してから手を添えると、僕の体をグルグルと氣が巡る。目を瞑ると、らせん状に場面が変わり、この石の記憶と意味を知った。ここは星読みの場と書いたが、それ以外にも、目の前の九重連峰と阿蘇山の吹き上がるようなエネルギーの結合点。二つの頂きから、寸分違わず真っすぐ雫の頂きにエネルギーは引かれ、人々はここで祭祀を司ったのだろう。
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暦を制するものは、世界を掌握できる時代、ここは決められた高官しかやって来ることも許されなかったはず。石の並び方は、まるで北斗七星。きっと僕らの生きる地上に、輝く星を映し共に繋がりたかったのだろう。
「昔の人はどうやって繋がったのか?」とたまに質問されるが、僕には明確な答えがある。考えている人は繋がれない。全身で感じ、自身を真空にした瞬間、僕らは勝手に自動的に繋がってしまうのだ。そして気づく。元から僕らは世界と強く繋がっていたことを。阿蘇の外輪山に聖なる神石がある。それらは今も記憶を携えながら生きている。
           ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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