fc2ブログ

写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

御霊

IMG_1612.jpg

東日本大震災十周年追悼式。
一分間の黙祷。勝手に涙があふれてくるのは、なぜだろう? 皆で、同じところへ想いを寄せているからかな。
菅総理の話の後、天皇からの御言葉。その後半部分が素晴らしかった。

先月にはM7を超える地震が福島県沖で発生されました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。この地震は東日本大震災の余震と考えられており、このことからでも震災を過去としてものではなく、現在も続いていることとして捉えていく必要があると思います。我が国の歴史を振り返ると、巨大な自然災害は何度も発生しています。過去の災害に遭遇した人々が、その都度後世の私たちに残した貴重な記録も各地に残されています。大震災の大きな犠牲の元に学んだ教訓も、決して忘れることなく、次の世代に語り継いでいくこと。そしてその教訓が生かされ、災害に強い国が築かれていくことを、心から願っています。今なお、様々な困難を背負いながらも、その苦難を乗り越えようと、たゆみない努力を続けている人に想いを寄せ、安らかな日々が一日も早く戻ることを皆さまと共に願い、御霊への追悼の言葉と致します。

災害をアニバーサリーにしてはいけない。それらは連続して、今もココにあること。そしていつ起こるか分からない自然災害に準備し続けることを忘れずにと説かれた。
世の中は、科学は、分断しても意味がない。日本全体で、地球全体で、見て行かねば感じられないことが確かにある。それを追悼の言葉にした天皇の御心に、深い愛を感じた。
それにしても、こんなに涙が溢れるのは、なぜだろう?
                 ノムラテツヤ拝
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン人気ブログランキングへのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます!
人気ブログランキングへ

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<ホメオパシー | ホーム | 骨折の意味>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |