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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

阪根大学3始動

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おもしろかったー!!!
昨夜阪根大学3の第一回目の講座がひらかれた。
トップバッターは断捨離の祖・やましたひでこさんから。
数日前、断捨離のテレビ番組で逢った人々の話を交え、どうして人はためてしまうのかを教えてくれる。
その理由の筆頭は「不安」、持ってないと不安、将来使うかもしれない不安、そして未来への不足の不安など。未来を想定して、不要なものを今持ってしまう。これが捨てられない、ため込んでしまう理由。
もう一つは「寂しさ」、外で出来ないことを内側するしかない。寂しいから物でその隙間を埋めようとする。でも物では決して埋まらないのだけれど・・・。
不安、寂しさの空間にいる人は、ずっとそのまま、変わらぬ生活が続いていく。
そして最後の理由は「時間経過の心もとなさ」にあると説く。経験の喪失のために、つい記念品をため込んでしまう。
ここでひでこさん節がさく裂する。「新たな経験を取り入れる余地がなくなっている人は、未来が無くなってしまう」と。断捨離の真髄は、まさにそこ。自分の人生を自由自在にするためのメソッド。だからこそ自分を解放するために見えるものも、見えないものも手放すのだ。
2番目の泰然和尚。
時間は未来から過去へ向かって流れる。未来→現在→過去と。
阪根大学を例にとると、今朝、阪根大学は未来にあった。今、阪根大学は今にある。明日、阪根大学は過去になる。分かりやすくシンプルに見方の変化を皆にもたらす。だからこそ、泰然さんは未来の姿を見て、今、植林された山々を広葉樹に植え替える取り組みを大人も子供も、地元も行政も巻き込んでされている。
戦後の日本の失策のひとつは、まちがいなく針葉樹の植林事業。山は単一になり、根が浅くなり、水を蓄えられなくなってしまった。昔の森を取り戻そう。それは100年先を見据えた素晴らしい活動報告だった。
僕にも見えましたよ。泰然さんの住む富士のすそ野が吉野のような桜に包まれる姿を。
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ラストは阪根学長。
この前のバー阪根で好評をはくした珍品道について。喜望峰で買った記念品を見せてから、これは悪い見本。次はブラジルのレンソイス砂漠の透明な砂、これだけだとただの砂だけれど、この横にナミブ砂漠の赤い砂があれば、物語になってくる。
さらにナミブ、ゴビ、タクラマカンなどあると、もうそれは記念品を超えて、珍品道になる。普通の人には何の意味もない時間の経過を現すもの。でもそこに物語があり一定の普遍性があるものを大切にしていきたいと。
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後半は、カリスマ講師陣が勢ぞろい、皆、阪根大学3の学生たちへ向けて、魅力的な自己紹介をしてくれた。
さぁ、阪根大学3も始動開始。募集はまだまだしていますので、もしご興味のある方がいらっしゃれば、僕らと一緒に学び、笑い、感動しましょう。
https://fieldvill.wixsite.com/sakane3
そして皆で幸せの道を進んでいきましょう。
          ノムラテツヤ拝
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