絶景世界1032021-07-14 Wed 07:54
![]() キューバの古都トリニダードは、ポートレイトの宝庫。 夕方になると、子供たちが石畳の路地で走り回り、じいちゃん、ばあちゃんも談笑しながら、ゆったりと過ごしていた。 家の格子に女性がもたれかかり、一条の光が。まるでフェルメール作品のような光景が浮かび上がった。 旅をするとき、実際来てみてイメージとは違いガッカリする、またはそのイメージに固執し過ぎていたことに恥じるときがある。でも、僕の思っていたキューバの心象風景は、まさにトリニダードだった。 カラフルな街並みから細い路地へ入れば、雑多な世界が続き、まるで20年前の南米諸国が、鏡映しのように現れた。話しかけて撮らせてもらうと、老若男女、瞳はピカリと煌めき、笑顔が弾けた。 夕方、地元民に誘われて展望台へ。緑の深いたおやかな山並みと、そこに続く一本道。懐かしさがこみ上げ、何故か泣きそうになる。ポクポクと夕闇に音が響きわたる。振り返ると、人も豚も仲良く荷台に乗っていた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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