絶景世界1792021-09-28 Tue 07:58
![]() トレッキングが始まった。 紺碧の空に輝くペリトモレノ氷河。 ここを歩くミニアイストレッキングは65歳未満、長距離歩くビッグアイスは40歳未満しか参加することが許されない。 僕らの隊は、ひろちゃんが65歳以上を、僕が未満を担当して分かれることに。 まず、対岸に船で渡り、ガイドと会う。 「おい、久しぶりだな!」 声をかけられたのはミゲル。ここで長年ガイドをしている猛者だ。以前に何度か彼と一緒に歩いたので、覚えてくれているのだ。再会を握手を交わして、さぁ、出発だ。 まず、森の中を抜けて、氷河の舌端へ。 ここでそれぞれの靴にアイゼンを付けてもらい、歩き方のレクチャーを受ける。 「逆ハの字で、膝を使って、足は肩幅に開いて」 シャリシャリと、アイゼンの爪を氷河に当てていく。 10分くらい歩いたところで、小さなアイスケーブを見つけたので、ミゲルに断り撮影させてもらった。 氷河の洞窟に入ると、僕の最も大好きな色グレイシャーブル(氷河の蒼)が広がり、上壁から水がしたたたり落ちていた。それがまるで水琴窟のように高音を響かせるのだ。 ポチョン、ポチョン。まるで氷河の子宮に入れられたかのような安心感に、僕は少しだけ目を瞑った。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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