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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

絶景世界190

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18歳から22歳くらいにかけてだろうか?
僕の中で世界で最も行きたい場所、それがピナクルス国立公園だった。
どこかで写真を見て、こんな場所が世界の中にはあるのか・・・・、この場所に立ってみたいと強く想った。
けれど、僕はアラスカ、南極、アンデスとはまり、いつの間にかピナクルスは忘れ去られていた。
ここが、僕の行きたかった場所か・・・・・。今日は250キロ北上して、ピナクルスNPへやってきた。
ピナクルスとは、石灰岩(ライムストーン)の塔のこと。昔、この砂漠は海で、植物の根っこに溜まった石灰分が取り残され、奇妙な塔になったという。根っこが、そのまま取り残され塔になったという説もある。
蒼黒い空に、青い海、黄金の砂漠にそそり立つピナクルスは、僕を20代前半に引き戻した。そうそう、これが見たかったんだ。世界にはこんな果てのような光景があるんだって、感動したあの頃の想いが、体中を駆け巡り、僕は高揚感に包まれた。
                               ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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