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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

真脇遺跡

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北陸最大の縄文遺跡、それが真脇遺跡だ。
縄文の早期から晩期まで、ず~っと縄文人たちに使われてきた聖域だ。北陸地方最大で、イルカの骨が多量に出土したことでも有名。以前から興味はあったけれど、能登という土地柄、なかなか訪れることが無かった。でも、現在は、羽田空港から能登空港までひとっ飛びでいける時代。ありがたや、ありがたや。
実際に真脇遺跡を歩いてみると、ストーンサークル(環状列石)ではない、ウッドサークル(環状木柱列)が目を引いた。基盤を見ると、6度も微妙に立て直されている。
トーテムポールか、イルカのイヨマンテ(命送り)か、それとも環状列石のようにお墓なのか?様々な説があるけれど、分からない時は、大地に、木柱に聴けばいい。自分の氣と木柱列の氣を絡ませ、どんどん近づけていくと、ラジオの周波数が合うように声が砂嵐の中で聞こえてくる。
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「ゼロ地場・・・」、魂に響いてきたのは、その言葉。慌てて、氣を計ってみると、天の氣と地の氣が見事に打ち消し合い、ゼロ地場を創り上げていた。ゼロ地場も生き物、毎年少しずつ動き、その場を変化をさせていく。その大切な氣場を遷宮のように建て替えていったのだろう。
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まさに、信州の御柱祭りのように栗の大木を曳、建てて神とする。御柱は4本だが、縄文は円にして、そのゼロ地場を守ったのだ。ふふふ、縄文の遺跡って面白い。浸み込んでいる記憶に耳を澄ませば、様々な現象が現代と重なり合ってくる。
             ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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