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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真89

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最近、自分より年下の方々から、一度会いたい、話を聞いてほしい、アドバイスが欲しいとの連絡がよく来る。
自分も若かりし頃は沢山の先輩方に同じことをしていたので、断ることはしない。ただ、抽象的な質問が多いので、僕なりの考えを、ここでまとめておこうかな。
まず、質問の多くを占めるのが「生きる意味とは何か? 」、「自分の使命はどうやって見つけるのか?」について。
多くの大人たちは、若者たちに「それを思い悩むのが青春だよ!」と優しく諭すことだろう。でも、ほんとにそうかしら? 僕の周りにも、やりたいことを一心不乱に突き進んでいる人や使命を確信して物事に取り組んでいる人たちが数多くいる。でも、実際はその人たちも、これで良いのかな?と日々迷い、悩んでいる。つまり、自分の使命が分かる人なんてこの世に誰もいない。ならばフォーカスすべきは、生きることにキラキラしている人や使命を全うしているように見える人。
「彼らは一体どんなことをしているのか?」
それなら答えることができる。彼らが心がけているのは、とてもシンプルなこと。
「自分がご機嫌になるために、周りが幸せになるために、何をすれば良いのかを考え抜き、自身で洗脳する」。
日々丁寧に積み重ねた者が、他からあの人は使命が分かっている人よね、となる。これからの時代、より大切になるのは、今まで以上に好きなことを続けていくこと。銀座まるかんの社長、斎藤一人さんとお酒を酌み交わした時に、素晴らしい言葉を頂いた。
「夢とは叶えた結果ではなく、その過程こそを言う」。
どうか、遠くばかりを見て無いものねだりをするのではなく、身近にあるものをもう一度俯瞰して見つめて下さい。きっと宝物が沢山埋まっていることに気づくはずです。「ディスカバーご近所」の精神で、2022年を一緒に掘り起こしていきましょう。
           ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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