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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

阪根大学4-7

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昨日、無事に阪根大学4の第七回目講座が終了した。
今回のトップバッターは、最強冒険家の関野さん。テーマは冒険論パート2だ。
冒険とは高山や深海、極点など誰も行かない場所を目指すことが多いが、実は別の冒険もあると。
画面に映し出されたのは、「オオカミの群れと暮らした男」。あるイギリス人の物語だ。
オオカミにどうしても惹かれた男が、人間側からでなく、オオカミ側から見た世界が綴られていた。
オオカミの信頼を得るには、どんな手順と決まりがあるのか?
信頼を得てからの2年間の暮らしは、一体どんなものだったのか?
やがて群れの一員と認められるが、それは何をもって分かったのか?
などを謎解き形式で解き明かしていった。
生物学者は、オオカミを遠くから、双眼鏡で見て観察する。しかし、彼はその逆側から、オオカミと仲間になりたかった。
僕たちは知らない内に、人間界の物差しですべてを測ろうとする。そこから乖離が起こり、やがて自然と離れてしまうのだ。
話は糞や死体を分解する糞虫や埋葬虫(シデムシ)の話へ。もし彼らがいなければ、この世は死体だらけ、糞だらけになってしまう。人間にとって彼らは必要なものだけれど、彼らにとって僕らは必要ではない。
そのことをもう一度考える必要があると説いた。すべての生き物は地球上でお互いにリンクしているが、人間だけが少しはみ出してしまっていると。
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2番手は山元副学長。
小さい時から糞が気になっていたエピソードから、どうして人はみっともないから止めなさい、恥ずかしいから止めなさいと言うのか? そこにはどんな心の動きがあるのかを語ってくれた。
僕らが当たり前と思ってしまうこと、仕方がないと思ってしまうことを、副学長はいつも何故そう思うの?と問いかける。常識を疑えというが、そもそも副学長には常識も非常識もない。すべては平らかなものなのだ。
ある少女とおばあちゃんが、入学式から卒業式までにどんな風に変わっていったのか? 人は周りの影響によって、大きく変われると説いた。人の価値観は日々変わっていく。子供たちの力がそれらを変えてくれたのかもしれないと。
そして最後は礼儀について。どうして礼儀や作法は体を強くするのか?その秘密に迫った。
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3番手は阪根学長。
学長が未だに断捨離出来ない欲の話。
性欲・・・20世紀に置いてきた。
食欲・・・歯は臓器。差し歯になってから、食べながら味を補正している感じに。昔ほど楽しめない。
知識欲・・・これは人間の本能だろう、いくつになっても知りたいという思いは湧き上がる。
ある人が名誉欲を捨て去るのが一番難しいと言ったが、阪根学長となった今、もうそれ以上の名誉はいらない。
物欲も特にない。でも、こんな俺も、どうしても捨て去れない欲がひとつだけある。
「何ですか?」
「うん、金銭欲、女もいらん、博打もいらん、でも金銭欲は捨てられん」
「お酒欲は?」
「それも捨てられん」
その理由がなんとも素敵だった。
どうして金が欲しいのか? それは関わっている発掘や人たちの夢を叶えてあげられるから。
身の回りの人へ、ちょっと手を貸したら実現できる夢。それをもしお金を持っていたら、全部叶えてやるのに。
ふふふ、ずいぶんと学長らしいこと。後半は最近のテーマについての報告と、阪根大学5の新規募集についてを話して幕を閉じた。
振り返れば、今回のテーマは視線だった。どこから見つめるかで、世界はいかようにも変わっていく。
           ノムラテツヤ拝
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