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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ミニテオティワカン

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「考古学を突き詰めると、最後はどうして人間は同じなのかという問題に行き着く」
これは阪根ひろちゃんが呟いた有名な言葉だ。考古学はA文化とB文化の違いを見つけて区別するもの。でもその差異を見つめれば見つめるほど、A文化とB文化の共通項が見えてきてしまう。
例えばそれは『どうして人は糸を撚り、服を編むのか? どうして人は神に祈るのか? どうして人は渦巻きや螺旋を描くのか?』。
ピラミッドにしてもそう。エジプトのような三角錐のピラミッドもあれば、四角い石を積み上げていく中米のテオティワカンのような形もある、でもその使用目的は同じだったのだろう。日本国内にそのテオティワカンが見つかったというニュースを受け、すぐに出かけると小さいながらも「ミニテオティワカンは精巧に作られていた。こんなものが今も市街地から出てきてしまうのが、日本の面白いところ。この時代の人々はどんなことに悩み、どんな楽しいことをしていたのかな? 遺跡に来るといつもその時代に想いを馳せてしまう。きっと人間は昔も今も全く同じ。何処をオンにして、どこをオフにして生きているのかに尽きるのだろう。
           ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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