新世界写真1472022-03-14 Mon 08:13
![]() 世界には数多くの氷河が存在する。 温暖化が叫ばれる昨今、99%以上の氷河が後退する中、世界にたった2つだけ前進する地がある。それがチリのピオ11氷河と、アルゼンチンのペリトモレノ氷河だ。 パイネ国立公園から陸路でアルゼンチンのカラファテへ戻り、今日はその氷河へ。まずはアイス・トレッキング。ペリトモレノ氷河の舌端部分へ取りつき、アイゼンを装着する。ガイドから氷河上の歩き方を教えてもらい、すぐさま登山を開始した。 重なり合う部分は青く光り、ブルーホールには氷河の水が煌めく。ゴロゴロ、ガララー。時折、崩落音が内側から響きわたる。それにしてもどうだろう? この命の原色のような蒼色世界は。 1時間みっちり遊んだところで、グラスに氷河の氷を浮かべて、そこにシャンドンのロゼ・スパークリングを注いだ。 「なにこれ、氷からパチパチと音がする」 「こんな美味しいシャンパン飲んだことない!!!」 皆から絶叫の声があがった。そりゃぁ、そうですよ。中に入っているのは「数百年を経て作られた氷の宝石」なのですから。雲一つない天気の下で、皆の笑顔が大きく弾けた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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