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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

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「野村さん、32歳の会社員のEと申します。野村さんのブログの大ファンですが、たびたび見方を変える、俯瞰するというワードを散見しますが、どのようなことに気を付ければ、そのような見方を得ることが出来ますか?どうか教えて下さい」。
さて、Eさんは何かの壁にぶつかっているのでしょうか? 僕がお役に立てれば良いのですが。
Eさんの質問を読ませてもらい、僕が今、思い浮かぶのは、誰にでも出来て効果があることです。
何か問題が起こった時に、当事者はその起こったことやモノに焦点を当てます。考えれば考えるほど、この先のスケジュールはどうしよう? そこにかかるお金の工面はどうすれば良いかなどの不安に襲われ、一切の出口が無いように感じます。だから、最初にすることはある程度考えたら、その考えていることを止め、別の世界に切り替えること。
その視点を「夜の星」にしましょうか。東京の中心部では少ないかもしれませんが、満月でない限り、空が晴れていれば星は見えるはず。お月様やビーナスの金星、そしてマースの火星が赤く輝いていることでしょう。それらを見て、宇宙に気持ちを馳せては如何でしょうか? 今の自分の考えている枠自体を広げるのです。会社から日本へ、世界へ、そして宇宙へ。月や惑星は必ず宇宙と繋がっています。そこに想いを馳せれば、僕らは想像力という翼を使って一気に心を宇宙に飛ばせるようになっています。どうです、飛びました? 広大無辺な宇宙に自分が浮き始めましたか? すると、今、囚われている問題のあまりの小ささに気づかされるはずです。そして、夜が過ぎれば、必ず朝日のまばゆい光が差し込んできます。開けない夜は無いと昔から言われますが、まさに真理だと思います。
僕らはどうしても脳で比較してしまいがちです。だからその比較物自体を大きくすれば、それが見方を変える、俯瞰するきっかけとなっていきます。ねっ、ぜひ今夜やってみて下さい。お星様たちも、喜んでEさんを優しく包み込んでくれますよ。
           ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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