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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

阪根大学4-10

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阪根大学4の10回目講座が無事に終わった。
最終回らしく、人間の根源について語られる深い場となった。
まず先陣をきったのが、舩井かっちゃん。今回は人間の進化論について分かりやすく、かみ砕いてくれた。
コロナは進化を促してくれたものだった。人間のDNAの1割は大切で9割はジャンクと言われるが、そんなことは無い。その9割はウィルスで作られているのだから。のっけから、皆のボルテージが上がった。ダーウィンの種の起源、そして今西錦司先生の棲み分け理論と進化論について話は広がり、種族がピークを過ぎると自己解体が起こると説いた。もしホモサピエンスが頂点を越えていたら、あと数十年後には新たな種族が地球の主に代わっていく・・・、その進化を促すためにコロナがあったのかもしれないと。今問題になっている放射能問題にも枝葉は伸び、これからの経営の二極化にも話は及んだ。その根幹を成しているのが利他の力と直感力。自然に畏怖の念を抱きながらも、摩訶不思議な力を駆使していくことが未来を拓くのだろうと締めた。
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2番手は山元副学長。今日は大好きなお母さまの話をしてくれた。副学長には二卵性双生児の妹がいる。妹は運動も出来て、ちゃんとしていて、それに対し私はちゃんとしていなくて。鬼ごっこをすれば誰も捕まえられない。逃げてみれば鬼が自分を追い越していくなんてことも。私はそれよりも道端に咲く小さな花を見ているのが、本を読んでいるのが好きだった。学校の先生が「心配しています」とお母さんに伝えると、お母さんは先生に「あの子はそれが楽しいんだと思うのです」と説明した。心配はしていたけれど、母はわたしが何が好きかを分かってくれていた。ある日、おおいぬのふぐりに小さな虫が飛んできた。虫が酸素を吸って二酸化炭素を出す。花が二酸化炭素を吸って酸素を出す。その循環、花と虫の呼吸その一息もまた地球を支えていると知り、深い感動を味わった。大好きなお母さまがくも膜下出血で倒れてからの、葛藤。お母さまの遺言、そして妹さんの願いと、私の想い。考えて、考えて、やはり母の今の一息も地球を支えているのだと。そして一番の母の願いは、妹と二人で仲良く生きて欲しいことだったと。一番いいようになりますように、今はただそれを毎日願っていると締めた。
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そして阪根大学4のラストに相応しく、ひでこさんがこの2年間のコロナ騒動を振り返った。
明日が春分の日、コロナのまんぼうも解かれ、流れの変わる境になる。マンションの引っ越しから、眺望の変化から、自身の内観に入った日々。コロナ禍で起こった露呈と露見、自治体の首長たち、テレビワイドショーの偏向報道などを経て、ひとつの結論に至る。私たちは試されていたのだ。コロナ戦中、隠しきれない闇、浮かび上がる闇を感じたからこそ、コロナ戦後は未来の光を取り戻していこうと鼓舞した。
がっかり、失望する期間は終わった。どんな人生を歩みたいのか? その素直な想いを行動に移していきたいな。はい、コロナ、終わりました!!!
皆が自分の人生を自在に生きて欲しい。それは誰もが持っている権利、それを制限する人を私は許さないとひでこさん節がさく裂した。
後半は、元気になるために、ご機嫌様になるために日々行っていることを講師陣から教えてもらった。皆、おもしろいことされてますね。
そして副学長、学長からの強いメッセージで、阪根大学4は幕を閉じた。
「人との出逢いは万華鏡のようなもの、一期一会を大切に、阪根大学はこの先、滅びるまで発展し続けます!」
学長、見事な名言をどうも有難うございました。
さぁ、来月から新講師うさぶろうさんと滝沢泰平さんを迎えて阪根大学5が始まります。
https://fieldvill.wixsite.com/sakane05
               ノムラテツヤ拝
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