新世界写真1652022-04-01 Fri 08:14
![]() 飛行機はサンティアゴを飛び立ち、太平洋上空へ。距離にして3800キロ、5時間のフライトだ。 横に座るひろちゃんは、出されたランチと共に持参のウィスキーを飲んで、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っていた。 フライトアテンダントが、ランチプレートを回収しにやって来る。ひろちゃんのを取ってから、僕の方にもプレートを下げるように目配せした。 アテンダントに手渡すと・・・・ 不思議だった。飛行機が揺れたわけでもない、手が滑ったわけでもない。 でも、アテンダントの女性は急にバランスをぐにゃりと崩し、そのままオレンジジュースの入ったプレートをひろちゃんの上に撒き散らした。 熟睡中のひろちゃんもビックリして飛び起きると、体中、残り物が散乱し、スプーンは胸にピットリとくっ付いた。 「お前は中国の磁石人間か!」 すぐさま突っ込むが、まだ寝起きでボーットしてる。ほんと、この人の日常ったら。通常では考えられないことが、次々に起こってしまう。まさにネタの宝庫だ。 「謝罪と賠償を請求する・・・」 フライトアテンダントは、何食わぬ顔で、立ち去る。 さぁ、遠くにイースター島が見えてきた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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