森からの使者2022-05-23 Mon 11:51
![]() 森の中から一頭の小鹿が姿を見せた。 静かに追っていくと、草で体を隠すようなそぶりを見せる。 いやいや、見えてますよ。つぶらな瞳が、こちらの様子をうかがう。 こんな時、もっとも大切なのは距離感、相手が緊張する、または嫌がるそぶりを見せたら、それ以上は決して詰めないこと。 別の茂みから「キー」っと鳴き声が響いた。小鹿はそちらへ向かって一目散に駆ける。そこには母鹿が待っていた。 ![]() 「うちの子に何かしたら許さないわよ」 はい、何もしません。ここで撮影させて下さいね。道路を一台の車が走ってくると、母子鹿は、そちらに注意を向けた。 僕らが知らないだけで、鹿たちはこんな日常を送っている。そのことを僕らが少しだけ気にすれば、世界は必ず良くなっていく。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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