新世界写真2252022-05-31 Tue 08:34
![]() 「雨季に降った雨は95%干上がったよ」 ガイドのイサックの言葉を鵜のみにしていた。 夕方、ホテルから車で走ること15分で、僕たちは巨大な湖の真ん中にいた。 「実はまだ残ってるんだ」とイサックが僕らにウィンク。 ガッカリしていたYくんは、一気にテンションが上がり、車を降りて夢うつつ。僕もあまりの嬉しさに「よっしゃぁ~」と腹の底から叫んだ。 まずは夕日をダブルで写し込む。広角、標準、望遠、マクロレンズを使って撮影。やがで夕日が落ちる頃、超望遠レンズで太陽の輪郭を撮影。もしやと思い、そのまま狙っていると、太陽の最期の欠片がオレンジ色から黄色、そして緑色に染まった。ウユニで初めて見るグリーンフラッシュ。隣で見ていたガイドのイサックが僕の肩に手を置いた。 「生まれて初めてこの目で見たよ」 生涯幸福になるという幸せの緑光が、ウユニ塩湖に現れた瞬間だった。 日が落ちると藍色の時間が押し寄せる。この無限のグラデーションに、いつも心を鷲掴みにされる。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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