新世界写真2352022-06-11 Sat 10:09
![]() インカ文明を影で支え続けたマラス塩田。プレインカの時代から続いたというから、もう1000年以上も続く塩の精製所だ。 山から塩分濃度20%(海水の7倍)が塩水が流れ出し、それらを棚田状にして天日干し。強烈な直射日光により、約1ケ月で茶色から純白の塩となり、皇帝の住むクスコに運ばれた。 もしマラスが無ければ、クスコが標高3400mのアンデス山中に建てられることは無かっただろう。 塩田で働くおばあちゃんが、今日の仕事を終えて、あぜ道を上っていく。声をかけると、振り返って、大きく手を振ってくれた。 アンデスに立つと、こんなに気持ちが凛とするのは何故だろう? それは、連綿と伝統を繋ぐ、誇り高きインディオさんがいてくれるからに違いない。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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