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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真235

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インカ文明を影で支え続けたマラス塩田。プレインカの時代から続いたというから、もう1000年以上も続く塩の精製所だ。
山から塩分濃度20%(海水の7倍)が塩水が流れ出し、それらを棚田状にして天日干し。強烈な直射日光により、約1ケ月で茶色から純白の塩となり、皇帝の住むクスコに運ばれた。
もしマラスが無ければ、クスコが標高3400mのアンデス山中に建てられることは無かっただろう。
塩田で働くおばあちゃんが、今日の仕事を終えて、あぜ道を上っていく。声をかけると、振り返って、大きく手を振ってくれた。
アンデスに立つと、こんなに気持ちが凛とするのは何故だろう? それは、連綿と伝統を繋ぐ、誇り高きインディオさんがいてくれるからに違いない。
  ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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