新世界写真2862022-07-31 Sun 08:54
![]() パフィン、和名は西ツノメドリ。 極北に生きる海のピエロと呼ばれ、北海道でもエトピリカの愛称で親しまれる。 僕は何度もアラスカでこの鳥を見てきたが、いかんせん近づくとすぐ逃げてしまうため、ゆっくりと撮影できた試しが無かった。 でも、さすがアイスランド。人跡未踏の断崖絶壁に営巣するパフィンは、まったく人を怖がらない。手を伸ばせば触れられそうな位置で、花に埋もれているのだ。 場所を変えれば、今度は子育ての真っ最中。体重の5割は食べないと体力を維持できないパフィンは、海へ出掛けては、雛のためにイカナゴを大量に口にくわえて戻ってくる。 水中の遊泳を可能にするため、翼が体の割に小さいパフィンは、毎秒300~400回も羽ばたくので、まるで大空を飛びながら溺れているようだ。 貌をまじまじと見ると、まさに芸術。一体誰がこんな精巧な“いのち”を創ったのだろう? そんな『美の極致』を目にすると、僕は大いなる者の存在を感じずにはいられない。 涙が頬をつたう。こんな美しい世界に、生かしてもらえる幸せに•••••。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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