シンギングリン2022-08-09 Tue 11:31
![]() 体の奥の奥、そこへ細やかな振動が伝わると、今まで隠れていた記憶がふっと湧き上がる。 音、それも完璧に設計された倍音装置・シンギングリン。その力を存分に味わった時間だった。 設計者の真音(シオン)さんとご縁を頂き、「てっちゃん、一度神楽坂へ遊びにいらっしゃいよ」と誘ってもらった。 「ビックリする体験が出来ますか?」 「うんうん、出来るから、いらっしゃい」 サロンで出迎えてくれたのは、シオンさんと信頼するプロヒーラーのSさん。 「えっ、ヒーラーって。。。」 実を言うと、僕はヒーラーやマッサージが大の苦手。それも知らない人にツボや経絡を押されると、必ず体からお叱りを受ける。 「俺たちがいつもお前を完璧な状態に仕上げているのに、余計なことをしやがって・・・」 体は重くなり、酷い時には下痢になったりする。だから僕はいつも、好きな人以外は触らない、触らせないをモットーに生きている(笑)。 「今日は音を聞くだけじゃないんですか?」 「音によって、体を緩めてもらいます」 簡単な問診表があり、僕のコースが決まった。まずはこの銅と合金で作られたシンギングリンを頭にかぶり、音を鳴らすと体がビクンと反応した。 「どうしました?」 「僕、この音、どこかで聞いたことがあります。でも思い出せない・・・」 こんな風にして施術が始まった。仰向けに寝て、全身に音を響かせていると、ロクと呼ばれる倍音が鳴り、それらが体を包み込む。次の瞬間、はっきりと昔の記憶が見えてきた。記憶は海馬にあるというが、僕はそれぞれの細胞に刻まれていると信じる。それも今生より以前の記憶は、細胞の奥に隠されるように浸みこんでいる。 実を言うと、僕はある世界から地球に生きる母を選んで飛び込んできたという記憶を持っている。それは住んでいた場所から地球へ行くことが決まり、その準備をする部屋から母を探していた。その時の部屋の音が、まさにこの「ロクの響き」だった。そう、僕はこの音に包まれながら、魂を調整し、地球へ周波数を合わせていったのだ。 驚いた。今生で、それも地球上で、こんな経験をさせてもらえるなんて。そして何より良かったのは、ヒーラーの手は僕の体に一切触れず、その間にシンギングリンが置かれていたこと。それにより、どの人間が繰り出す氣よりも、細やかで調和の響氣が体の芯へ伝わった。 施術を終えてからはシオンさんと神楽坂中華。設計図が降りてきた話から、これらをどのように地球上で使うかの未来像まで聞かせてもらった。 シンギングリン、ご興味ある方は一度体験してみて下さいね。マッサージ嫌いな方でも、きっと心を震わされますよ。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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