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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

伊勢堂岱遺跡

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東北最終地は、伊勢堂岱遺跡。
以前ここへ来た時は晩秋、博物館は開いていたが、肝心の発掘現場には行けなかった。
僕は基本、机上の理論や考古学的見地などには興味がない。何よりも大切なのは、自分がその地を踏んで感じること。氣を合わせ記憶を繋げることだ。
大雨が降りやみ、僕は聖域へ。ここは日本でも類を見ない3つのストーンサークル(環状列石)があるところ。一歩一歩あるくと、体が軽くなり、浮きそうになる。圧倒的な軽さ、そして大地から天へ上るような螺旋状の氣に巻かれながらの見学。氣を合わせると、すぐにこの地が話しかけてくる。
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博物館に陳列された土偶群も見事、有名な板状土偶はもちろん、
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中空土偶のかっくうの仲間たちもいる。
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斜光器もいれば、
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僕の眼を釘付けにするスキップするような土偶までずらり。
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ここがどうして3つのストーンサークルだったのか? そしてどうしてここがこれほどまでの土偶のバラエティだったのか? その答えは交易にあった。文化の十字路。これ以上は書けないが、縄文時代、ここは天界のような場所だった。
            ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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