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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

記憶の風

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辺津宮の最高聖域「高宮斎場」へ。
ここは、まさに神籬の場。何もない空間にこそ神が現れる、何もないということが空、すなわち神なのだと。
斎場へ向かって手を合わせると、風が吹いてくる。前、上、右、左、どこかに現れている。下、そう木の影が揺れ、光となりそれは足元の石垣に映された。
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神は妖艶に光と影を行き来し、軽やかに螺旋を描くように舞う。僕はその美をしばらく見つめた。
「昔はこのあたりで祭祀がされていました。よく見るとほら」とA権宮司の手には、土器の破片が。
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えっ、まさか。。。以外にも、高宮斎場の外側、それもある木の根元あたりが古来からの聖域だった。この高宮斎場が天界すぎて、全体的にエネルギーが高すぎて、分からなかった。大地に手を当て、記憶と繋がる。むかし、むかし、、、物語の風が静かに吹いてきた。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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