ヤマネコ2022-08-30 Tue 17:56
![]() 不思議な体験をした。実は一週間前にも、別の登山口から神の社へ登った。 登山道は雨に流され、仕方なく迂回することに。獣道を進み、大きく左巻きに上がっていく岩上に、長い尻尾がユラユラしているのが見えた。 「猿か? それにしてもあんな長い尻尾の猿って一体?」 すぐ後ろのしのやんにもそのことを伝え、探してみることに。ザッザッと落ち葉を踏みしめる音が森へ響き、キィーという鳴き声も聴こえた。カメラ片手にそちらへ寄るが、何もいない。まるで狐につままれたような感じで、さらに10分ほど登っていくと、登山道をヒョウのような大きなヤマネコが悠々と登っていく。目を擦り、もう一度見ると、まるでチーターのような長い尻尾をゆらゆらさせ、陰の中へと消えていく。今度こそは、、、と走って追いかけるが、登山道の上部にも下部にも、その姿を捉えることが出来ない。まるで神隠しに逢っているかのようで、呆然と立ち尽くした。追いかけてきたしのやんが、僕の肩を叩き、「てっちゃん、ひょっとして、この山の神様が僕らを案内してくれているのかもしれないよ」。 「この山の神様だったら、宗像三女神ですよ。逢ってみたい」 「そうだよね」 ![]() 15分ほど登ったところで、僕は様子の良い磐座を撮影していた。後ろからものすごい速さで走ってきたしのやんが、一言。 「てっちゃん、ついに見つけたの? ヤマネコ。どこどこ?」 ![]() いるのは巨大なヤマネコではなく、水瓶の形をした磐座だった。未だに消化することが出来ない。あの体験は一体、シシガミサマのような巨大ヤマネコは何だったのだろう・・・ ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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