あっちゃんご夫妻2022-09-09 Fri 12:28
![]() 北海道で骨折した時、応急処置をして、中標津空港から羽田へ飛んだ。カメラザックや機材が多かった僕は、あっちゃんに電話して、あっちゃん、陽子さん夫妻は羽田空港まで迎えに来てくれた。羽田空港の出口を出て、二人の笑顔を見た時には、心がホッとして涙が出そうになった。 それからも、ひでこさんのリヒトで講演すると言えば、陽子さんが羽田空港までの送り迎えを買って出てくれた。ことあるごとに励ましてもらい、骨折中も美味しい食事に誘ってもらった。こんな大人にならないと。誰かが困っていたら、全力で手を差し伸べられる大人へ。そんなあっちゃんから、家にハスキーの子犬がやって来たと連絡があった。 「あっという間に大きくなってしまうから、ぜひ会いにきてくださいね」と。 もちろんと、用意していると、前日に陽子さんが庭で転んで、足の甲にヒビが入ったとラインが。 「えっ、僕の出来ることがあれば、なんでもします」 「大丈夫、予定は変えず、一緒にウナギを食べにいきましょう」 骨折したときに、どんなものが嬉しかったかな? あっちゃん夫妻は何が喜ばれるかな? まず向日葵などの黄色い花で作った花束を用意し、二人が大好きなポンパドールのパンを買い、少し前に誕生日だったあっちゃんにダウンジャケットを用意した。 横浜の家で出迎えてくれた二人は、いつも通り、穏やかな笑みをたたえていた。陽子さんも、少しびっこを引いているが、杖なしで歩けていることに力が抜けた。良かった、歩けないって、本当にメンタルに来るから・ 「陽子さん、骨折にはやっぱり鰻ですね」と、三人で笑った。 花束を渡すと、「私、お花もらったなんて、いつ以来かしら? とっても嬉しいわ」。 「てっちゃん、氣をつかってくれなくていいのに」とあっちゃん。でもポンパドールのパンを手渡すと、目が輝いた。 鰻屋さんでは、うな丼と白焼きを豪勢に。 ![]() やっぱり、鰻って力が湧いてきますね。 ![]() 「あっちゃん、遅くなりましたけれど、誕生日おめでとうございます」 「えっ、いいのに~」 カメラを構えると、のりのりのモデルポーズで決めてくれた。 ![]() ご飯後もあっちゃん宅で、近況報告を兼ねて大いに笑った。 大好きな人が笑顔でいること、笑ってくれることが、僕はやっぱり好きなんだなぁ。陽子さん2週間でヒビは完治します。しばらくの辛抱です。応援していますね。 今朝、あっちゃんから「実は昨日は37回目の結婚記念日で、頂いたお花は、二重の意味を持つ貴重なお花となりました」。 「えっ、そうなんですか?教えてもらえればケーキを買っていったのに」 「実は今朝起きがけに、ぼそっと呟かれた次第で、僕は言われるまで全く忘れてました」 コラコラ、あっちゃん! ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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