古今東西2022-09-14 Wed 18:15
![]() 古今東西、様々な書物で記され、映画で語られてきた。 「癌で寿命があと僅かです。そう宣告されて初めて自分の持ち時間を意識する。そして周りの風景が光り輝きだす」と。 なんでかな? どうしてこれほどまで記され、語られているのに、皆、健康な時にその境地へ至らないのだろう? この前、友人にそんなことを話していたら、驚くべき答えを教えてくれた。 「てっちゃん、みんな忙しくて、自分の時間にかまってられないんだよ」 「えっ、自分の時間を生きていないってこと?」 「うん、だから癌と宣告されて、初めて自分の時間を感じるんだよ」 そんな馬鹿なと思ったけれど、もしそれが本当なら、なんて悲しいことだろう。それまでその人の体は文句も言わずに、毎日一所懸命に働いてきた。癌が宣告されたら、今度は「なんで俺が」となる。そりゃぁ、体は怒るわな。「お前は何様だって」。僕なら、間違いなく暴動を起こします(笑)。 ねぇ、そろそろ、そんな悲しいループに陥るのを止めませんか? 少しだけ自分の人生の持ち時間を考えてみませんか? あと寿命が1カ月しかなかったら、あなたは何をしますか? 「行きたいところに行く、逢いたい人に逢う」。殆どの人がそれを望むでしょう。でもその先は? 「家族や仲間、愛する人たちと一緒にいる」。最後はそこへ行き着くのでしょう。 だったら、それを今、してください。今、その時間を作って、愛する人たちを楽しませて下さい。寿命が短くなってからするなんて勿体ない。寿命がまだある内だからこそ、もっと周りを大切にするのです。目の前の仕事や稼いだお金も勿論大切です。でもね、人が最後に望むのは、緊張感よりも安らぎ。そちらの世界観へ少しずつシフトしていきませんか? ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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