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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真339

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日本はここまで面白いのか・・・。
縄文に恋して2年、南北海道と北東北が世界文化遺産に登録されてからは、もっぱら人知れずひっそりと佇む遺跡を巡っている。
それにしても北海道の力って、無限だと思う。訪れたのは森の中に隠れるようにして林立する環状列石。僕が知りたいのは、ここがいつ頃出来て、どんなものが発掘されたかではない。
環状列石は基本的には墓だから、それらを取り囲むように立つ家々に住む人たちが、どんな生活をしていたか。どのように命を燃やしていたかが知りたい。
そうなると、ロープで張り巡らされた遺跡では難しく、やはり岩などに触れる場所が好ましい。ここは観光地でもないため、環状列石の中に入れてもらい、その時代の方々とお話をさせてもらった。
北海道は縄文→続縄文→擦文と区分され、弥生は存在しないが、この遺跡は擦文時代に建てられたとされる。でも、この大地、このお墓の言っていることは違う、ここは縄文から何世代にもわたって続く聖域だったのだと。
ノムラテツヤ拝
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