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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真379

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紺碧の空の下、ハイダグアイ島の最南端で一本釣り。
まずはガイドのブライアンが手釣りの手本を見せ、あっという間に50センチ級のタラを。次は俺とばかりに82歳のジョーが、今度は1m以上のキンムツを釣り上げた。これで今晩のメインディッシュは決まり。それにしてもなんて豊穣な海なのだろう。
僕はこの地を訪れるまで、大きな勘違いをしていた。原住民であるハイダ族やアサバスカン族は、どうして辺鄙な南東アラスカから西部カナダの島々に定住したのだろうかと。でも、来てみたから分かることがある。ここは辺鄙ではなく、特別に豊かな海。つまり彼らは、最高の聖地に住むエリート集団だったのだ。最後の晩餐も話題が尽きることなく、皆でワイワイと楽しく命を頂いた。自分の五感で感じないと分からない真実がある。僕はこれからもそれを大切にしながら生きたいと想う。
ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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