伝説の店2022-11-11 Fri 07:46
![]() 今日は一年で一日の、おごってもらう記念日。 「てっちゃんにどうしても紹介したい店があってさ」 珍しく真剣にこう伝えてきたのは、今春のこと。なら今度帰国される秋に連れて行って下さいよ。 「よし、その時はおごっちゃる」 そう、一年に一度だけの、まるで七夕のような記念日。その舞台は長野県の松本市だった。駅で待っていると、あずさから出てきたひろちゃんが手を挙げる。おぉぉ、スーツで、それもネクタイまで。そこまでドレスコードが必要な店なのか? とビビった。 ひろちゃんにその店を紹介して下さったTさんも合流し、いざタクシーで出陣。一方通行の細道を幾度かクネクネと曲がった先に、フランス国旗がたなびいていた。タクシーを降りると、「マダム、サローン」と、ひろちゃんがフランス人っぽく手の平をあげる。どうやら、ここが入り口らしい。予想していたのは、レトロなパティオがあるようなお店、スペイン風のバルだと思っていた。でも、入口は大理石で出来、ドアを開けると、シャンデリアのかかる回廊が、足元にはオーナーの生まれ年からのボトルが並べてあった。 ![]() 「どうだ、てつや」 「うぐぐ、かっこえーです」 「そうだろ、そうだろ」 店内は照明が落とされ、シャンデリアが連なり、ピカピカに磨かれたワイングラスがズラリ。料理とワインをペアリングさせる店とは聞いていたけれど、ここまでゴージャスとは。。。 ![]() まずは、辛口のシャンパン(Brut)から。カンパーイ。クリスタルグラスの、上級な金属音が店内へ響き渡った。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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