美術館2022-11-15 Tue 19:31
![]() 今日は秋山木工へお呼ばれした。車をとめて庭へ入ると、緑の女性の裸体像が。 良く出来てるなぁ~とまじまじ見ていると、窓が開き、娘のリカちゃんが顔を出す。 「これって、、、」 「それは渋谷のハチ公像を作った方の作品」 「えっ、安藤士さん。。。」 秋山木工は、皇室にも卸す日本屈指の木工会社だけれど、もうひとつの貌がある。それは秋山社長の奥様側が芸術家一家だったこと。それも半端なく、おじいさまの友人が棟方志功で、岡倉天心とも親交があったという。室内は、さながら美術館のよう。皇太子に献上された「りんご花文蒔絵手元箱」や、 ![]() ![]() ブナコの大作、 ![]() うずらの卵を使った岩木山など。 ![]() 愛するナナコ塗りのお盆もあり、思わず撫でまわしてしまった。はぁ、欲しいわぁ。 ![]() まず、社長のとしてるくんが奥様の史さんのために作った仏壇に手を合わせ話しかける。 ![]() 史さんから言葉を頂いてから、うちの母と何処か似ている史さんが僕は大好きだったなぁ~と思い出す。史さんの葬儀の日、空に現れた不死鳥(フェニックス)を僕は、生涯忘れることはないだろう。その時に撮らせてもらった写真も、仏壇の脇に飾られていた。 ![]() おでんを食べながら、話を聞かせてもらっていると、虹成(こうせい)が帰ってきた。 ![]() ふふふ、ずいぶん大きくなったこと。「あのね、」と出してきたものが、国語の教科書。「ここに載ってるの」と。そこには参考文献で、拙著「イースター島を行く」が掲載されていた。有難うね、虹成。 ![]() 目の前のことを丁寧に。ひとつひとつ取捨選択しながら、新たな風を取り入れる。とどのつまり、人生とはこの連続作業、そして僕らはその途上にいるのだろう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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