連綿と2022-11-16 Wed 16:55
![]() 宮域林に、夕焼けが薄いベールをかけていく。 セロハンのように薄く、限りなく透明な。目で見えているそれは、見事に氣と同調した。 伊勢神宮の上に、一番星が輝き、やがて満天の星空が。天空に星屑の橋を架けた。 ![]() 深夜になると、周りの自然が震えだす。そう、この時間に、伊勢神宮の氣が日々入れ代わる。 ![]() あの聖なる依り代が星あかりに照らされ、ぼんやりと浮かび上がる。あとは朝日と共に、五十鈴川を下っていくだけ。 今から2000年前、倭姫命(ヤマトヒメ)がこの地に社を置くと決めた時から、一日も欠かさず連綿とこの営みが繰り返されてきたのだ。その圧倒的な迫力、そして誰にも知られずに積み重ねてきた美に、僕の心の底から打ちぬかれた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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