視点と角度2022-11-23 Wed 12:23
![]() 「どうやったら写真が上手くなりますか?」 今まで1000回以上、聞かれた質問だ。答えは無限にあるからとても難しいのだけれど、僕はいつも3つだけ言わせてもらう。 「まずは誰よりもシャッターを押すこと、最低10万回」 「つべこべ言う前に、まず自身で動きまわること」 「自然が一番輝く時間と角度を考えること」 この中で、前の2つは出来るけれど、最後の答えが伝わりにくいので、以下に記します。 輝く時間、それはきっと自然で言えば、朝、夕の斜光線、そして夜の星や月明りを利用したもの。でも、時間と場所だけはなく、自分の視点を変えること。上から、下から、左から、右から、今、考えられるすべての角度から、まずはカメラ無しで見つめること。そしてもし自分が自然なら、どのように撮ってもらいたいかを想像する。それらが脳で像を結ばなければ、さらに地面に寝そべってみたり、梯子に登ってみたり、とにかく動く。そしてまた静かに対象物を見つめる。それらを繰り返していると、自然と自分が繋がっていることに気づくだろう。そして自然は僕をずっと見つめていたことを深く体感するだろう。脳ではなく細胞でそれを感じたら、もうしめたもの。後は、自分の体を大自然に委ね、導いてもらえば良い。それが視点であり、角度。それは、あなたの人生そのものにも深く繋がっていく。どのように今を観るのか? 見つめる視点と角度で、人生は逆転する。PS,足元に広がるチガヤ(千萱)の草原も、角度を変えると、ほらっ、素敵に見えませんか? ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
コメント |
コメントの投稿 |
|
トラックバック |
| ホーム |
|