遺影を撮る2022-12-07 Wed 17:23
![]() 「遺影を撮る」。ひょんなことから、そんな話になった。 「だって、人って死んでから、家族に自分の写真(遺影)を決められるなんて嫌じゃない?」 山田師範のこんな言葉に、確かに、、、と皆で頷いた。最高の聖域で舞った日、皆の体から力が抜け、素の輝きが放たれた。 ![]() 「はい、これから遺影を撮ります。希望者は並んで下さい」 ![]() 「えっ、てっちゃんが人を撮ってくれるなんて珍しいから、皆、並びなさい」と師範が生徒をせかす。そう、僕は人物を殆ど撮らない。全体写真は撮るけれど、個人撮影はよほど心が動いた時じゃないと、しない。 「でも、てっちゃん、高いよね?」 「あはは、大丈夫、今日は全員無料です」と、一枚、一枚、撮らせてもらった。 ![]() どれだけ緊張していても、自然に身を委ね、こちらを見た時にふわっと抜ける瞬間がある。 ![]() ![]() ![]() 人間も大自然の一部。だから、大自然も、動物も、人間も同じ。 ![]() 僕は命のゆらぎに合わせるだけ。 ![]() あとはシャッターが勝手に押されるのだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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